自宅として所有している物件で、駅にも近い便利な場所でがあるが、古くなって建て替えようと思っている。昔は家族も多く賑やかな家だったが、今では、老夫婦だけになって静かなものだ。なので、建て替えて住もうにも大き過ぎる。いっそ売却して田舎に越して、老後をのんびりと過ごそうか。いや待て、それでは寂しくなる。賑やかな、便利の良い都会で、小ぶりなマンションを買って、旅行に出かけるなどして女房孝行でもしようかとお考えの方へ。

駅から近くてそこそこの物件、たいていは分譲会社が買って、小さく区画して分譲しています。よく見る三階建て分譲住宅がそれです。しかし、間口が狭いとか、道路付けが悪いとかで、小さく区画できない物件もあります。そういった物件は分譲会社も買ってくれません。

分譲に向かない物件はアパート用地として利用できる場合があります。駅から10分以内であれば、空室リスクも小さく、安定した賃料収入が見込めます。しかし、自宅だった土地にアパートを建てるとなると、建築に必要な資金が必要になります。それに、自宅も別の場所に探さなくてはなりません。そこで、収益型の住宅を提案します。

2階建の集合住宅にしてその一部に自宅部分を設計するとか、容積率の許す限り上階を重ね、その一層に自宅を構えるとか、あるいは1階は自ら店舗として活用し、以外は賃貸に回すなど考えられます。

スルガ銀行の不正融資事件以降、アパート事業に対しての融資は大変厳しくなっています。居住用住宅と、収益物件を併合することにより、住宅ローンと一般融資をうまく融合活用する道を探るというのはいかがでしょうか?

現在、数件の案件にご相談を承っています。後日成果についてもレポートさせていただきます。